外壁塗装、 ベランダ防水、 屋根塗装の施工事例です。
各工程を時系列に配置してあり、施工手順や価格、塗料の種類、工法など出来る限り細かく掲載しています。
サイドメニューから塗料別でも事例検索できますので参考にしてください。
リフォーム内容 |
外壁塗装 ベランダ防水 屋根塗装 |
築年数 |
築29年 |
使用材料 |
アステックペイントジャパン「シリコンフレックスⅡ」:17-70L
SK化研「プレミアムルーフSi」:N-40 |
リフォーム期間 |
6週間 |
リフォーム金額 |
¥1,650,000- |
ハウスメーカー |
サーラ住宅 |
【掲載番号 2019030010 】
外壁塗装 ベランダ防水 屋根塗装 完成写真(外壁①:17-70L 屋根:N-40 付帯部:N-87(白) 軒天:N-87)
S様邸の施工事例です。
外壁塗装、 ベランダ防水、 屋根塗装を行いました。
使用材料は、外壁①:アステックペイントジャパン「シリコンフレックスⅡ」、屋根:SK化研「プレミアムルーフSi」です。
外壁塗装 ベランダ防水 屋根塗装 施工前
足場設置
施工中です。
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設置完了です。
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仮設足場設置工事です。作業の安全性を確保することは勿論のこと
近隣への塗料飛散なども防止するために必要な工事です。
サイディング工事
日本の家屋の実に70%以上の建物に窯業サイディングが使われています。この窯業系サイディング毎日伸び縮みしているのはご存知でしょうか? 「トースト現象」と言って昼間直射日光にさらされる部分はサイディング事態が熱を帯び温度の上昇とともに膨張します。日が沈み夜になると熱せられたサイディングが冷えてくると今度は元の大きさに戻っていきます。 こうした現象からサイディングを固定している金物や釘が緩んでいきサイディングの浮き上がりの原因となります。また浴室の窓下や北面には湿気が溜まりやすく適切な防水処理、 通気が取れていないとサイディング事態が慢性的に水分を含むことで外壁材事態の劣化がひどい場合には部分的な張替えも必要となる場合があります。
コーキング工事(外壁の目地のシーリング打ち替え工事です。 CP-1使用)
施工前です。
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既設撤去します。
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マスキングしていきます。
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プライマー塗布します。
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コーキング充填します。
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へらで押さえ込みます。
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マスキングを剥がします。
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完了です。
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サイディングは伸び縮みするためサイディングとサイディングの間にある目地(板間)に施してある コーキング(シーリング)が剥離を起こします。 この部分を打ち替える事が重要なのは勿論ですが、 ウレタン系、シリコン系、 ポリサルファイド系などコーキングにも種類が多数あります。専門的になりますがモジュラス値やJIS規格も定められています。 どれも使用用途によって適材適所がありどれでも良いというわけではなく外壁材の種類や使う塗料によっても最適なものを選ぶ必要があります。コーキングの進化はめざましく以前では考えられなかったような高耐久、高密着のものも存在します。何れの材料も プライマー処理や混合比率などメーカー指定の施工基準にしたがって施工することが肝要です。
バイオ洗浄(特殊な専用洗浄剤を使ってカビやコケを根こそぎ落とします)
バイオ洗浄原液混入。
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バイオ洗浄原液撹拌。
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人間でもお風呂に入った際や洗顔の際には必ず石鹸を使いますね。水洗いのみ(
高圧洗浄)で汚れを落とそうとすると水圧を必要以上に高圧にする場合があり、適切な水圧を保ちカビや汚れの原因となる「菌」まで根こそぎ洗浄します。
バイオ洗浄とは?
※音が出ますのでご注意下さい。
外壁洗浄
バイオ洗浄塗布です。
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高圧洗浄します。
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屋根洗浄
バイオ洗浄塗布です。
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高圧洗浄します。
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外壁塗装1 アステックペイントジャパン「シリコンフレックスⅡ」使用
現在ではほとんどの場合
ローラーで施工します。外壁の形状や塗料の種類によっては吹き付け塗装を行う場合もありますがリフォーム工事や改修工事の場合、 近隣が隣接しているケースが多いことから塗料飛散を防止するためにもローラー仕上げが主流となります。吹き付け塗装よりもローラー施工のほうが塗装の膜厚(塗膜)が厚くなるため外壁保護の観点からすると優位性が有ります。 平滑な面への塗装などは吹付けを行うこともあります。
ここ数年でフッ素系や無機系塗料などに代表される高耐久塗料やガイナやアステックペイントなど断熱効果のある高機能性塗料などが普及してきました。 建物を綺麗にするだけでなく付加価値を求められる方が増えてきていますね。
3回塗りが基本となりますがサイディングなどの外壁材の状態に応じて4回以上塗装する場合もあります。
ここで大切なのは塗る回数よりも塗布量がしっかりと守られているかがどうかです。回数を重ねても1回の塗布量が少なければ意味がありませんね。
付帯部塗装(軒天塗装)
軒天の仕上げ塗装工事です。
上裏(あげうら)とも表現します。外壁塗装とは異なり湿気の帯びやすいこの部分にはカビの生えにくい専用塗料で塗装します。塗料の粒子が細かく基材に浸透しやすいため高い吸着力があり
目地や釘頭などを目立ちにくくする効果もあります。
付帯部塗装(雨樋塗装)
雨樋等の付帯部にも外壁に塗装した塗料と耐用年数を合わせる事で長持ちさせます。劣化がひどくひび割れや歪みがひどい場合には塗装ではなく交換が必要になる場合があります。
軒樋の勾配が悪くなるとそこに水やホコリが溜まり、苔や雑草などが生えてくる場合もありますので必要に応じて勾配調整を行いましょう。
雨樋の内側は塗装することができないため紫外線劣化が進みやすく築20年以上経過している場合は交換が望ましいですね。種類によっては樹脂の中に鉄板が入っているものも有りますのでそうした耐久性の高いものがおすすめです。
付帯部塗装(雨戸塗装)
雨戸はフレームがアルミ、波板部分が鉄製という構造が一般的です。鋼板部分は
ケレン作業(目荒し)の後、サビが出ている場合は錆止め処理を行った後、仕上げ塗装に入ります。 表面が平滑なため刷毛ムラを出さないように吹き付け塗装をすることが一般的です。但しアルミ部分は基本的に塗装ができないためフレームはそのまま使用します。 シャッターの場合は上げ下げの際に鉄部同士が擦れるため特別な要望のない限り塗装はしません。シャッターボックスのみ塗装します。
付帯部塗装(庇塗装)
庇は鋼板製のものが多く、
雨戸やシャッターボックスと同様に塗装します。中には雨だれが庇の上に落ちて「トントン」という音が気になる場合は特殊な塗料を使用することで不快な音を軽減することが可能です。時々ハウスメーカーに見られる
塩ビ鋼板を使用している場合は通常の下処理では剥離の原因となるため専用のプライマー処理をした後に塗装をします。
付帯部塗装(スリムダクト塗装)
完了です。
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屋根塗装 SK化研「プレミアムルーフSi」使用
屋根材には陶器瓦、金属瓦、セメント瓦、スレート瓦などがありますが、カラーベストはスレート屋根材に分類されます。施工には一般的に塗装が用いられるケースが多く見受けられますが注意点がいくつもあります。 洗浄後の下処理が万全に行われていないと数年で塗膜が剥がれてきます。また塗装することでカラーべストとカラーベストの間の通気層が塞がれてしまうことで屋根裏の湿気を外部に排出することができなくなり下地が腐ってしまう場合もあります。 こうした不具合を避けるためタスペーサ等を用いて通気層を確保した後塗装をする必要があります。 またカラーベストの中には塗装できない(塗装しても基材から剥がれてしまう)ものも存在しますのでどのようなメーカーのものが使用されているかなどの確認作業も必要です。 近年ではノンアス(アスベストを使用していない)タイプのスレート瓦が使われていますが以前はアスベストが含有されているものが主流でしたので葺き替えなどの際には廃棄処分にも注意が必要です。
材料検収 (実際に使った材料を残します)
官公庁の物件では必ず行われる材料検収です。実際にその現場で使用した材料を写真に収め、見積もりと相違がないかを確認します。また塗装面積に対し必要缶数も算出できるため規定塗布量通りに工事が行われたかも確認することが可能です。
S様様邸では
外壁①:アステックペイントジャパン「シリコンフレックスⅡ」、屋根:SK化研「プレミアムルーフSi」
を使用しました。
ベランダ防水工事
防水工事には大きく分けて密着工法と絶縁工法が有り、塗膜防水、シート防水、アスファルト防水、FRP防水など様々です。どれが優れているということではなく新築時にどのような材料、工法で施工されているかによってリフォームする際にまた劣化の状態や勾配の有無によってもリフォームの手段が変わってきますので表面だけ綺麗にする場合と下地から作りなおす場合と工事は選別されます。ベランダでは通常必要ありませんが面積が大きくなると脱気筒と言われる空気抜きが必要になる場合もあります。
S様邸 外壁塗装 ベランダ防水 屋根塗装 完成
外壁塗装、 ベランダ防水、 屋根塗装、完成です。
S様、お世話になりました。
ありがとうございました!
外壁屋根リフォームの前にこれだけは知って下さい
表面上だけ綺麗にする事では本来の目的は達成できません。もちろん予算ものこともありますが「安心」を手に入れたければ「本当の防水工事」をお勧めします。皆様のお宅に「安心」と「綺麗」の両方をお届けします。 |
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