リフォーム内容: | 外壁塗装 スーパームキコート |
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リフォーム期間: | 3週間 |
リフォーム金額: | ¥1,111,000円 スーパームキコート |
ハウスメーカー: | 一般工務店 |
外壁塗装工事のS様邸です。 ジャパンカーボライン「スーパームキコート」塗装です。 |
設置中です。 | 完了です。 |
仮設足場設置工事です。作業の効率性や安全性を確保することは勿論のこと
近隣への塗料飛散なども防止するために必要な工事です。
プライマー塗布します。 | コーキング充填します。 |
へらで押さえ込みます。 | 完了です。 |
外壁材の一種であるサイディングは伸び縮みするためサイディングとサイディングの間にある
目地(板間)に施してあるコーキング(シーリング)が剥離を起こします。
またコーキングが直射日光にさらされることで
コーキング事態が劣化し固くなってしまいます。
この部分を打ち替える事が重要なのは勿論ですが、
ウレタン系、シリコン系、ポリサルファイド系など
コーキングにも種類が多数あります。
専門的になりますがモジュラス値やJIS規格も定められています。
どれも使用用途によって適材適所があり
どれでも良いというわけではなく外壁材の種類や使う塗料によっても
最適なものを選ぶ必要があります。
コーキングの進化はめざましく以前では考えられなかったような
高耐久、高密着のものも存在します。
何れの材料もプライマー処理や混合比率など
メーカー指定の施工基準にしたがって施工することが肝要です。
バイオ洗浄原液混入。 | バイオ洗浄原液撹拌。 |
バイオ洗剤塗布です。 | 高圧洗浄します。 |
人間でもお風呂に入った際や洗顔の際には必ず石鹸を使いますね。
それと同じように10数年経過した外壁にも水洗いだけでなく
外壁用の専用洗剤を使って洗浄することをおすすめします。
水洗いのみ(高圧洗浄)で汚れを落とそうとすると
水圧を必要以上に高圧にする場合があり、
そうすると外壁材事態を痛める結果にもなるので注意が必要です。
バイオ洗浄(専用洗剤)を使用することで
適切な水圧を保ちカビや汚れの原因となる「菌」まで根こそぎ洗浄します。
サーフ塗布です。 | 仕上げ塗装1回目です。 |
仕上げ塗装2回目です。 | 完了です。 |
現在ではほとんどの場合ローラーで 施工します。外壁の形状や塗料の種類によっては吹き付け塗装を行う場合もありますがリフォーム工事や改修工事の場合、近隣が隣接しているケースが多いこと から塗料飛散を防止するためにもローラー仕上げが主流となります。吹き付け塗装よりもローラー施工のほうが塗装の膜厚(塗膜)が厚くなるため外壁保護の観 点からすると優位性が有ります。平滑な面への塗装などは吹付けを行うこともあります。
ここ数年でフッ素系や無機系塗料などに代表される高耐久塗料やガイナやアステックペイントなど断熱効果のある高機能性塗料などが普及してきました。建物を綺麗にするだけでなく付加価値を求められる方が増えてきていますね。
3回塗りが基本となりますがサイディングなどの外壁材の状態に応じて4回以上塗装する場合もあります。
ここで大切なのは塗る回数よりも塗布量がしっかりと守られているかがどうかです。回数を重ねても1回の塗布量が少なければ意味がありませんね。
ケレン作業です。 | 仕上げ塗装1回目です。 |
仕上げ塗装2回目です。 | 完了です。 |
軒天の仕上げ工事です。上裏(あげうら)とも表現します。
外壁とは異なり湿気の帯びやすいこの部分には
カビの生えにくい専用塗料で塗装します。
塗料の粒子が細かく基材に浸透しやすいため高い吸着力があり
目地や釘頭などを目立ちにくくする効果もあります。
ケレン作業です。 | 仕上げ塗装1回目です。 |
仕上げ塗装2回目です。 | 完了です。 |
雨樋等の付帯部にも外壁に塗装した塗料と耐用年数を合わせる事で長持ちさせます。劣化がひどくひび割れや歪みがひどい場合には交換が必要になる場合があります。
軒樋の勾配が悪くなるとそこに水やホコリが溜まり、苔や雑草などが生えてくる場合もありますので必要に応じて勾配調整を行いましょう。
雨樋の内側は塗装することができないため紫外線劣化が進みやすく築20年以上経過している場合は交換が望ましいですね。種類によっては樹脂の中に鉄板が入っているものも有りますのでそうした耐久性の高いものがおすすめです。
ケレン作業です。 | 仕上げ塗装1回目です。 |
仕上げ塗装2回目です。 | 完了です。 |
ケレン作業です。 | 仕上げ塗装1回目です。 |
仕上げ塗装2回目です。 |
雨戸はフレームがアルミ、波板部分が鉄製という構造が一般的です。鋼板部分はケレン作業(目荒し)の後、サビが出ている場合は錆止め処理を行った後、仕上げ塗装に入ります。表面が平滑なため刷毛ムラを出さないように吹き付け塗装をすることが一般的です。但しアルミ部分は基本的に塗装ができないためフレームはそのまま使用します。
シャッターの場合は上げ下げの際に鉄部同士が擦れるため特別な要望のない限り塗装はしません。シャッターボックスのみ塗装します。
ケレン作業です。 | 仕上げ塗装1回目です。 |
仕上げ塗装2回目です。 |
棟板金部分の塗装です。棟は陶器などで出来ている棟瓦と金属製のものとあります。外壁塗装工事屋家の塗替えの際に忘れがちな場所でもあります。特に屋根材がコロニアルやカラーベストといったスレート瓦ではない場合にも金属製の棟板金が施工されているケースがあります。こうしたところも外壁塗装の際に一緒に塗装することが大切ですね。
また外壁部分より屋根は紫外線や直射日光、雨風に晒されますので劣化の度合いがひどい場合が見受けられます。
また通常釘で打ち付けられている場合がほとんどですが抜けかかっている場合もありますので打ち直しが必要とあるケースが多く見られます。
下地処理剤・仕上げ塗料です。 |
官公庁の物件では必ず行われる材料検収です。実際にその現場で使用した材料を写真に収め、見積もりと相違がないかを確認します。また塗装面積に対し必要缶数も算出できるため規定塗布量通りに工事が行われたかも確認することが可能です。
今回は無機系塗料のスーパームキコートを使用しました。
完成です。 S様、お世話になりました。 ありがとうございました。 |