回り縁 まわりぶち |
壁と天井が交差する部分に取り付けられる棒状の部材。交差部のゆがみを隠し直線に見せることができる。基本的には木材を使用することが多いが、天井仕上材の種類に応じて、アルミニウム、プラスチックなども使用される。壁が左官仕上げの場合には、壁の施工に先立って取り付けられて、定規として用いられるが、天井も左官仕上げの場合には回り縁を用いらず、繰り型に塗りあげることがある。壁が板状の部材の場合には壁を張りあげた後に取り付けられて、天井との取合い(2材の接合部分)をそろえるために用いられる。 |